昨日(8月27日)に、今年度の夏スク(夏期スクーリング)[政治思想論]の期末試験を受けて、Ⅲ期の全日程完了、これでわたしの慶應通信での夏スクも(おそらく)終わり。卒業が延びて来秋卒業ということなら、もう一回機会はあるだろうけれど。
今回の夏スクはスケジュール的にずいぶん苦しかった。あまり言えないが、[政治思想論]ともうひとつ履修する予定だったところが、いくつかのボタンの掛け違いで、けっきょく[政治思想論]のみの受講、しかも夏休みを取らない(取れないまま)での仕事持ち込みでの受講になってしまった。
そして案の定薄薄予想していたことだが、仕事を持ち込んで授業を受けるというのはとてもストレスがたまった。要するにどちらも中途半端になってしまい、少なくとも〈ながら〉は自分にはできないと改めて解っただけでも有り難いが、なによりも先生方にたいして失礼でありました。学友さんにもお手間をかけてしまった。
なんとも後味が悪い、最後の夏スク。
けれど、そんななかでも学友さんとの交流は有り難かった。
お目にかかれたみなさん、お疲れ様でした。ほんとうに有り難うございました。
そして、最後の授業(前半3日間)は、先にも書いたように田上先生の[政治思想論]ということで、こちらも嬉しかった。ただし、どうしても会議が重なって(しかもそのうちひとつはわたしがメインスピーカ)1回しか授業に出られなかった。悔いは残るがいまさら詮方ない。
今回の後半授業では、勉強してこなかった18世紀の、いわゆる啓蒙主義時代の政治思想にも触れることができて、これは新鮮で興味を引かれた。カントって、ある意味突っ張ってたんだなー(笑)。イメージがずいぶん変わった。担当された林先生のパワフルな講義ぶりに、仕事のパソコンを前にしている自分がなんとも不甲斐なく感じられた。
とまあ、あれこれうまく運ばなかった今年の夏スクだったけれど、きっとこれは「グズグズしてないで早く卒業せよ」ということなんだろうと思う。そう思って、卒論に向かいます。今回の試験結果は、まあそれは寝て待ちましょう。