900_銀鼠日記

[純日記]焼き肉パーティ、鬼

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[純日記]焼き肉パーティ、鬼

新築祝いで、3月まで住んでいた町の知り合いがやってきてくれた。
直ちに自宅へと向かうのではなく、寄り道をしていく。駅前の坂をのぼってもらい、公園を散策、そのなかにある歴史ある建物へとご案内。価値の解る人たちにこそ、こういうルートが相応しい。はたして、その通りの反応を頂戴して、ガイドしたこちらも満足。

自宅では焼き肉パーティを。しこたま仕込んだ肉を片っ端から娘のいちご1号がプレートで焼いていってくれた。あとは、お酒をゆっくりと味わう。この時間が貴重だし有り難い。日曜午後の素敵な過ごし方のひとつ。

もともと、彼らとは引っ越し前の場所で知り合い、10年近く地元でコミュニティ活動を今でも続けている。駅数からすれば大したことはないが(クルマでも20分程度)、自治体も変わっておいそれとはみんなと合流できなくなったのは、やはり寂しかった。16年も住んだところですから。

もう少し長居するのかと思いきや、みなさん、サラリと帰られたのはやはり大人の振るまいだ。長っ尻は行儀が悪い(迎えたわたしが言うのもなんですけど)。「また来てね」と別れる。少ししんみり。この感覚を忘れたくない。

 

【録り溜めに鶴日記】「大病院占拠」を通して観ました

HDDに録り溜めていた、23年冬の日テレドラマ「大病院占拠」全話を観ました。危うく、櫻井くんの「うそだろ」フレーズが我が家でブームになりかけましたが、ギリギリ回避できました。

大病院占拠|日本テレビ (ntv.co.jp)

脚本は、歌舞伎にルーツを辿れるような〈因果応報〉の物語で、なかなか興味深かったのですが、やはり櫻井くん、もう少し演技に注力してほしいところです。最終話の拳銃を握った手の震えはもう少し穏やかに(笑)。

それにしても「鬼滅の刃」からはじまった〈鬼〉モチーフのドラマ。テレ朝「unknown」も、同時期にNHKで放映した藤子・F・不二雄SF短編ドラマ「流血鬼」もやはり〈鬼〉がモチーフになっています。

unknown|テレビ朝日 (tv-asahi.co.jp)

藤子・F・不二雄SF短編ドラマ - NHK

人間ではない〈鬼〉こそ、自分の本心をあらわすことができる存在として、これからドラマに取りこまれていきそうな気がします。

  • この記事を書いた人

nikolaschka

穂座来 萬大(ほざき・かずひろ)。2023年より算命学を勉強中。慶應義塾大学(通信制)文学部Ⅰ類在籍(法学部乙類卒)。 ガンプラ/サイゼリヤ/ブロンプトン/天声人語/ポメラ。明治100年静岡市生まれ。

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