慶應通信(慶應義塾大学通信教育課程) 法学部乙類学生のジャーナル日誌。

【履修状況】自由履修[現代倫理学の諸問題]テキストからの・・・

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nikolaschla(ニコラシカ)こと、穂崎萬大(ほざき・かずひろ)。ソーシャルプランナ。補綴家。2017年慶應通信法学部甲類71秋期学士入学→乙類へ転類。ガンプラ/サイゼリヤ/ブロンプトン/天声人語/ポメラ。明治100年静岡市生まれ。

昨夜深更、本棚に[現代倫理学の諸問題]のテキストを見つけてしまった。ああ、そういえば買ってあったなあという感じだったが、卒論指導申込の行方が定まらないこの時期、ふと読んでみようかと思った。
この科目は文学部の専門科目なので、法学部のぼくが履修しても卒業単位にはならない。4単位。自由履修科目。この科目以外にも[中国文学史][漢文学]のテキストを購入している(こちらも時期が来たら履修しよう)。

少し時間ができた・・・というより、時間をつくって、花粉舞い飛ぶ窓の外を逃れて連休最終日を過ごした。このテキスト、1978年初版。「ガンダム」と同じころに執筆されたわけだ。
うーん、実存主義からですか。そのころの〈現代〉と〈令和〉のこんにちとは〈思想状況〉もだいぶ状況は違うわけだけど、内容はどうなんだろうか。

このテキストを読みながら、立花隆の「人間の現在」にも手を伸ばしている。

「人間の現在」は〈応用倫理学〉の分野で、月刊「新潮」に1997年6月号から2002年9月号まで全57回にわたり掲載された、「東大講義『人間の現在』」のこと。その第1回から第12回(それがちょうど一年分)までが新潮文庫で文庫化されているんだが、おそらくいまは絶版に近い。

残りの掲載分はというと、要するにまだ「新潮」に載ったままの状態で、読者からするとほったらかしにされている。
全体の構想は単行本全5巻構成の予定であり、第2巻目はゲラになっているという。第1巻目は「脳を鍛える」というサブタイトルで、第2巻目は「進化のコスモロジー」の予定だというが、そこからこっち20年以上第2巻目以降がでていない。

立花さん自身、この本は講義録になっているが単行本化した時点でほとんど書き直しと言っていて、つまりは講義で漏れた重要な点とか最新情報とかを加筆修正しているということだが、とすると、わたしの手元にある第13回~第57回の講義録(「新潮」掲載のコピィ)の膨大な講義録の加筆修正には相当な時間がかかるだろうと推量するが、にしても20年というのは長すぎる。せめて3巻目くらいまででてくれたらよかったのになあと思う。

ましてや昨今のAIだのVRだのIoTだのといった技術的進歩は、20年前の講義ではなかなか細部までは見通せないところであり、立花さんからすれば掲載時のコピィなんぞは古いとされてしまうに違いない。

だが、第1巻目もそうだが、書かれている内容はむしろ原理原則や本質的なことであるので、表面的には古びているようであっても現在も通用するところはあるのではないか。ひとまずレポ課題の参考文献としてこの立花講義を読んでみることにしている。

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nikolaschla(ニコラシカ)こと、穂崎萬大(ほざき・かずひろ)。ソーシャルプランナ。補綴家。2017年慶應通信法学部甲類71秋期学士入学→乙類へ転類。ガンプラ/サイゼリヤ/ブロンプトン/天声人語/ポメラ。明治100年静岡市生まれ。

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