■2025.2.21(金)
7:55羽田発ANA603便で宮崎空港を目指す。羽田は快晴だが、宮崎は曇りらしい。しかも気温も低め。定刻から20分ほど遅れて出発する。ほんと久しぶりに機上の人になるのでちょっぴり緊張している(耳抜きがうまくできない質です)。
本日(2025/2/21)から宮崎・熊本へ足を運ぶ。旅程は、2025年2月21日(金)~23(日)の2泊3日間。宮崎入りして、熊本の天草、阿蘇周辺をめぐって、再び宮崎へと帰ってくる。
もろもろのアテンドをしていただくのは、宮崎在住のミセス白龍(ぱいろん)。大学のサークルのお友だちである。わたしが3月末(2025年)まで(無職で)ヒマなので「宮崎に行きたい」と言ったら、快くガイドしてくれることになった。
初日は、空港から高千穂峡へと早速に向かう。高千穂に入ったところで、峡谷に行く前に昼メシを食べたが、その記事は別稿で。

まずは高千穂神社からスタート。しかし、肝腎の正面鳥居や本殿などをすっかり撮り忘れてしまった(平日なのにそれなりに人気[ひとけ]が多いのが気に入らなかったこともある)。
高千穂神社 | 観る | 高千穂町観光協会【公式】 宮崎県 高千穂の観光・宿泊・イベント情報
なので、本殿横にある「夫婦杉(めおとすぎ)」をパチリ。

本殿右脇から奥に進むと、なにやら彫り物がしつらえてある。
三毛入野命(みけぬのみこと。神武天皇のお兄さん)が、人びとを苦しめていた悪神・鬼八(きはち)を退治するの巻、である。
三毛入野命は常世(とこよ)に渡ったのではなく、兄弟たちからはぐれてしまったので、出発地の高千穂に帰り、鬼八を退治して高千穂の地を治めたという。三毛入野命とその妻子=十社大明神を祀ったのが、高千穂神社。
追い立てられ、遂には三毛入野命らによって倒された鬼八だが(三体に切り分けられて埋葬されたとか)、村人たちは鬼八を鎮めるために、高千穂神社で古式の慰霊祭である「猪掛祭(ししかけまつり)」を執り行い、早霜の害を防ぎ豊作を祈念する。


この神事では「鬼八眠らせ歌」という古歌がうたわれるということだが、それは「しのべやたんがん、さぁりやさぁそふ、まとはや、ささくり、たちばな」という難解な歌詞(祝詞?)。解釈はこちらのページにて確認ください。
その彫り物の右側には、高千穂神社が創建された際(約1900年前の垂仁天皇時代という)に用いられた鎮石(しずめいし)があり、この石に祈ると悩みや世の乱れが鎮められるということである。


この後は、高千穂峡、それから天岩戸神社へと向かった。(つづく)
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