【害】の続き。
本日(2025/12/10)午前中に人間ドックを受けてきました。ほんとうは先々月くらいに受診予定だったのが、体調を崩してリスケしたという次第。昨日、〈病気の運〉でもある【害】の話をしたこともあり、その流れで続きを。
【害】には以下の6つの種類があるので、まずはそれを簡単に説明しておきます。
- [子未(ねひつじ)]の害(北方害)・・・未(土性)が子水(ねすい)を剋する状態(土剋水)であり、水の災難が多い。病気としては腎臓病など。※妊娠に関して、この害を宿命に持つ人は要注意である(ここでは割愛)
- [丑午(うしうま)]の害(南方害)・・・火生土の原理で、午(火性)が丑土を強くする。結果としてはバランスが崩れる。丑土は〈湿土〉のため、火性によって〈燥土(乾燥した土)〉になることを嫌う。小腸系統の病気、栄養摂取障害、下痢、便秘。
- [寅巳(とらみ)]の害(東方害)・・・寅木と巳火は、木生火で火性の力が強まる。心臓病、高血圧・低気圧、胆嚢にも影響があり、胆嚢炎、胆石、消化器系のの病気。肺などの呼吸器系の病気にも注意。
- [亥申(いさる)]の害(西方害)・・・子水と同じような病気を引き起こしやすい。自閉症や蒙古症(ダウン症)の可能性もあり。
- [卯辰(うたつ)]の害(中央害)・・・木剋土で、卯木と辰土が害し合う。消化器系のの病気。
- [戌酉(いぬとり)の害](天頂害)・・・土生金の原理で、酉金は戌土に生じられる。よって金性の力が強くなる。血液に関する病気が多い。貧血、脳溢血、自律神経失調症、ホルモン異常、リンパ腫、その他血液の異常。
わたしの宿命には【害】はないが、後天運でまわってくる場合がある。それはみなさんも同じ。つまり、自分に【害】が訪れる時があるということです。(この項続く)
