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筒香嘉智選手の命式(1)

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筒香嘉智選手の命式(1)

昨日の「勉強法」からの流れ。

プロ野球のオフシーズン、各球団の有志選手たちはあちこちのイベントへとでかけることも多いと思います。レギュラーシーズンが終わってもなかなかゆっくりできないので、大変だなあとぼんやり眺めています。

そんななか、こんな記事を目にしました。

【DeNA】筒香嘉智、子どもたちへ「野球がうまくなるには、野球だけやってもうまくならない」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース

「野球がうまくなるには、野球だけやってもうまくならないと思ってます。今後もいろいろと理解を深めていきたい」と野球以外から得るヒントの重要性を強調した。

「僕には全くできないような動き、体の使い方をしている。でも、そこにまだうまくなれるチャンスがあると思う。中途半端にならずに深い部分で何か見つけていけたら。またいろいろと聞いていきたい」

筒香嘉智選手(横浜DeNAベイスターズ)の命式 (1991.11.26生)

  石門天南
調舒鳳閣玉堂
天極玉堂天胡
  
  辰巳天中殺

日干【庚金(こうきん)】、月支は【亥水(いすい)】で、初冬の岩(岩盤)あるいは鉱物の体をあらわしています。寒さのなかでも屹立として揺るがない厳しさを備えています。
日干支は【庚子(こうきんのね)】。庚金は鉄にも例えられますが、外部から鍛えられた結果として、刀剣等として〈使えるもの〉になります。要するに、自分を過酷な環境に置いて鍛錬を積まないと自分を光らせることはできないのです。

陽占の東方には【玉堂星】があります。
玉堂星は研究学習を旨とする星で、それが筒香選手にとっては〈仕事・社会の星〉として宿命づけられている。玉堂星は学者や研究者の星とも言われて、知恵や伝統を目的とする仕事に力を発揮します。玉堂星にとっての知恵とか伝統というのは、厳格な部類にはいるもので、しっかりとした理論があるような内容を対象とします。

とすると、彼にとって野球は単なるスポーツではなく、いわば〈野球道〉のようななにか〈究めるべき存在〉なのかもしれませんね。南方にも玉堂星があるので、目下・子どもたちに対する態度も玉堂星っぽく対応されるんだろうなあと考えたりします。
その星の成せる技が、前述のコメントにもあらわれているんじゃないでしょうか。

ベイスターズの同僚の関根大気選手も彼からの〈指導〉をこんなふうに語っています

あとは、自分のチームの筒香(嘉智、33)さんもそうです。筒香さんとは一緒に自主トレをやらせてもらって、筒香さんの考え方含めて多くのことを共有していただいてきた。野球選手だけど、まずは人としての部分をもう何年もかけて声をかけ続けてくれた。野球の技術はもちろんですが、人としてや日常の過ごし方などをずっと教えてもらってて、それを還元してる姿も見てるので、さすがだなって。(「DeNA・関根大気『人としての部分を何年もかけて教えてもらった』野球とビジネス"異例の二刀流”の裏に筒香嘉智の存在」より)

じつは、筒香嘉智選手の命式は、算命学としてはとても興味深い内容です。いろいろと勉強できる要素が詰まっているので、勝手ながらこれからも命式を見ていきたいと思います。
とりあえず、来シーズンは辰巳天中殺の期間からようやく脱します。開幕当初は昨シーズン後半に見られた快調ぶりは鳴りを潜めるかもしれませんが、夏場にかけて復調していくと思います。

 

  • この記事を書いた人

Dexter Franciscocity

穗座来 萬大(ほざき かずひろ) / iPhoneカメラ愛好家。

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