やや旧聞ですが、東京ヤクルトスワローズからポスティング公示された、村上宗隆内野手が12/21、シカゴ・ホワイトソックスと2年契約を結びました。
2年で3400万ドル（約53億円）の契約だそうで、もちろん大型契約には間違いないとは思いますがしかし、この契約に対する世上の評価が何となく奥歯に物が挟まったような印象を受けるのですがどうでしょうか。メディアは案外静か、というか。様子見といったらいいのか。
村上宗隆ホワイトソックス電撃契約…“木曜の夜”に一体何が？「利点があるのはムラカミだけじゃない」地元記者が語る“2年契約のメリット”（Number Web） - Yahoo!ニュース
村上宗隆選手［シカゴ・ホワイトソックス］（2000.2.2 生）
では、村上選手の命式を見てみます。
村上選手は【午未天中殺（うまひつじ てんちゅうさつ）】を背負っています。午未天中殺の人は「家系を終わらせる役割がある」と言われますが、その人物が終わらせるのは「家系」だけではなく、「何かを終わらせる」という役割を持っています。
「何かを終わらせる」という自身の役割をひとつずつ果たすごとに、その分その人の人生における基盤というか足場が固まって、そうすることで彼の世界が広がり、発展に向かうという宿命が【午未天中殺】です。
村上宗隆選手は、2017年に東京ヤクルトスワローズに入団し、2018年にプロ初打席をホームランで飾ると、ご存知のようにメキメキと頭角を現して、ウィキペディアにもあるように、
NPBにおけるアジア人打者のシーズン最多本塁打記録保持者（2022年、56号、NPB史上歴代2位）。史上最年少三冠王（22歳）。通算100本塁打、シーズン100打点のNPB史上最年少記録（21歳7か月）、セ・リーグMVP受賞最年少記録（21歳）、シーズン40本塁打の最年少記録（22歳6か月）、シーズン50本塁打の最年少記録（22歳7か月）、通算200本塁打のNPB史上最年少記録（24歳3か月）、NPB史上初となる5打席連続本塁打記録を保持する。（ウィキペディアより）
という、まさに〈怪物〉という称号が相応しい活躍をされています。
村上選手は、プロ入りしてからずっと東京ヤクルトスワローズに所属して、髙津監督の下で21,22年のチームの日本一やリーグ優勝にも貢献しました。
そして、25年レギュラーシーズンの終了後自身はMLBへ移り、軌を同じくして、村上選手とヤクルト時代の多くをともに過ごしてきた髙津監督もまた同チームの監督を退任しました（髙津さんは2017年の二軍監督就任から2025年まで監督業を勤められました。神宮での最終試合での、髙津さんと村上選手のやりとりを覚えている方もいらっしゃるかもしれませんね）。
最下位に低迷するチームとしては、（リーグ優勝を果たした）監督が去り、（それを支えた）四番が去り、というひとつの時代の終わりを迎えるかたちになりましたが、まさに主力選手のひとりである村上選手としては「チームとしてひと区切りをつける」という〈末代運〉を果たしたことになると言えるのではないかと思います。家系を継承しその家系を終わらせているかという、午未天中殺の役割からすれば、しっかりと全うできたのではと。
その〈貢献〉は彼の地へ行っても必ず、村上選手の力となるはず、、、と思いたいのですが、じつは来年からは算命学的にはどうも雲行きが怪しいというのが、わたしの見立てです。
