いよいよ、衆院解散、総選挙に向けて、高市首相が電車道のようです。ここまで来れば、さすがにポイント・オブ・ノーリターンは越えたかと思うのですが。
生臭い政治の話にはあまり触れたくないと思うものの、もともと政治学徒でもあるところにもってきて、こんな話もでてきており、海の向こうに憚ることなく性急さにはコト欠かない世上であります。
タイトルの件、このニュースを一瞥して思い出しました。
いつも正月にNHKBSで放送している「欲望の資本主義」シリーズの中での台詞にありました。そうそう、この番組、今年(2026年)は放映されませんでした。楽しみにしていたのですけども。
ただ最近は(といってもそんな熱心な視聴者じゃないですけど)、制作者自身が戸惑っているような気配も感じていて、じつは25年放送の「欲望の資本主義2025 成長神話の虚実」もようやくさいきん観たという為体なのですが、「成長神話の虚実」なんていうボヤッとしたテーマで、マルクス・ガブリエルをもってきて、彼がすっかり明後日の方を向いてしゃべっているのを放送しても、まあ刺さるわきゃないわなあと感じていました。
そんな番組のなかで記憶に残ったのが、小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソンさんの言葉、「日本人はエビデンスよりエピソードが好き」という一言でした。
まあ、この言葉自体に新鮮味はあまりないですし(いろんな人があっちこっちで言っているし)、言わんとしていることはご賢察通りではありますが、野党第一党である立憲民主党と連立離脱した公明党との「新党結成か?」というニュースを眺めるにつけ、「日本人はエビデンスよりエピソードが好き」というフレーズを咄嗟に思い出したのでした。
公明党にとって、立憲民主党と組むことのうま味はなんでしょうかね(逆はあると思います)。
〈末代運〉の党首を戴く野党第一党の〈成り行き〉は?
生臭い話は避けたいと言っておきながら、しばらくの間はウォッチしていきたいと思います。個人的には、自民党は自維連立(正確には連立ではないですが)に縛られておきたくない(あわよくば自民党で衆院単独過半数)、というのがホンネではないかと邪推していますがどうでしょう。