Kazuhiro

穗座来 萬大(ほざき かずひろ) / DFgSCQ(Dexter Franciscocity goes to Santiago de Compostela.)/ iPhoneカメラ愛好家。

【学習 #5-1】十二支の「質」

なんだかんだで、年明け3回目、通しで5回目の算命学授業でした。今日(24.2.12)は祝日(2.11 建国記念日)の振替休日、そして3連休の最終日でしたが、こうしてえっちらおっちら都心まで出かけてきま ...

【学習 #3-12】五行(2)

前回書いた、〈五行配当〉の表。 【学習 #3-11】五行(1) | 學のほそ道 ~ 燕居青麓庵 (hozakik.com) 商(=中央)を含んだ季節に十干(じっかん)が割り当てられていますが、こんな興 ...

【学習 #3-11】五行(1)

「五行」、すなわち「木火金水土」は、最終的には「天人合一(てんじんごういつ)」思想の一翼を担うかたちとなり、易とともに儒家の哲学思想の根底を形成する有力な要素となったのである。 というのは、小島祐馬『 ...

【学習 #3-10】陰陽(4)

陰陽についてのまとめと理解は今回で一回区切りをつけます。 「算命占法の理論的根源である老荘思想」、その「陰」「陽」についての〈本義〉。いつも通り、樹木の生長になぞらえてみましょう。 「陽」・・・枝をど ...

【学習 #3-9】陰陽(3)

前回の投稿で、「老子は陰陽においては陰に重きを置いた」云々と書きました。 【学習 #3-8】陰陽(2) | 學のほそ道 ~ 燕居青麓庵 (hozakik.com) 『道徳経』における陰陽、という言葉よ ...

【学習 #3-8】陰陽(2)

「陰陽(いんよう)」について語ると言いつつ、いつものように前段で足踏みをしています。 老子によって「道(みち)」と字(あざな)された、万物の生成活動はどう営まれているのでしょうか。 ここでは4つのフェ ...

【学習 #3-7】陰陽(1)

これまで数回にわたって老荘思想を我流で整理してきましたが、ここからは「陰陽」「五行」「干支」といったテーマに入っていきます。老荘思想の整理には、小島祐馬『中国思想史』や上住節子『算命占法』にだいぶ助け ...

立春大吉 ~ 41 甲辰(きのえたつ、甲木の辰)

今日は2024年における、立春。干支暦(かんしれき)では、新年のはじまり、いわば〈元日〉になります(よく”元日”を”元旦”と誤表記している投稿を散見しますが、”元旦”は「元日の朝ないしは午前中」という ...

【学習#3-7】老荘思想(6) 荘子 2

荘子は徹底して個人主義的で、支配者という者を予想していない、と小島祐馬は言います。「予想していない」というのは面白い言い回しですが、要するに「想定していない」ということなんでしょう。あるいは、眼中にな ...

【学習 #4-1】占技の基本 #2

年明け2回目、合計4回目の算命学教室。本日は、前回(3回目)の続きとして「十干(じっかん)」=「甲/乙/丙/丁/戊/己/庚/辛/壬/癸」の性質について教えていただきました。その後には「十二支(じゅうに ...

【学習 #3-6】老荘思想(5) 荘子 1

老荘思想を続けます。ちっとも占技に行かないじゃないかと思われそうですが、まあ「老荘思想」と言っておいて老子に言及するだけというのもバランスが悪いですし。 荘子の紹介はいったん置いておく。さて、「老荘」 ...

【学習 #3-5】老荘思想(4) 老子 4

老子 補遺 「先を急ぐ」と言いつつ、老子の思想についてダラダラとここまで書いてきました。ひと区切りつけるために、いささか細かいことを書き残しておきます。このあとも、老荘思想、道家、道教、それから儒家に ...