村上春樹 ほぼ作品リスト① 【~1990年】

  • update 2022.2.4
  • このページでは当サイト管理人・猿蓑(dexter)が収集できた範囲での、作家・村上春樹の作品をリスト化しています(作家デビュー以前から1990年まで)。
  • 作品は発表年代順(降順)に掲載します。
  • 作品のなかで、猿蓑が読書感想文として投稿したものについてはリンクを貼っています。青字は所有している書籍類、赤字はコピーか電子的に所有している資料です。
  • 単行本化から文庫本化した作品は、原則文庫本(最新形態)の情報へと集約します。
ジャンル1 ジャンル2 出版年月 タイトル(作品名) 出版元 形態 備考
2022年
国内 エッセイ

2022.11.10

猫を棄てる 父親について語るとき

文藝春秋
(文春文庫)

文庫/電子書籍

絵・高 妍(ガオ イエン)
初出 「文藝春秋」2019.6月号
単行本 2020.4月/文藝春秋

1989年

国内 インタビュー

11.21

村上春樹 ニューヨークで語る文学のワンダーランド

週刊AERA

週刊誌

 
1988年
国内 エッセイ 2021.6.25

 古くて素敵なクラシック・レコードたち

文藝春秋 単行本 続刊あり
国内 インタビュー

1988.10.24

書き下ろし長編「ダンス・ダンス・ダンス」刊行 ”踊り続ける”ぼくらの世代

読売新聞夕刊

新聞

 
1986年
国内 エッセイ 1986.3.15 文章 書くのは難しい 毎日新聞夕刊 新聞  
1982年
国内 エッセイ 1982.5 読書生活 「北方領土と「ベルリン日記」

「すばる」 1982年5月号 P236

月刊誌  
国内 コラム

1982.3.29
~4.10(4.4休刊

「日記から」
3月29日「力の論理
3月30日「まねき猫
3月31日「アイシテマース
4月1日 「感性の思想
4月2日 「不思議猫の存在
4月3日 「表札とモラトリアム
4月5日 「山羊座の宿命
4月6日 「グンニーリク田島
4月7日 「長距離型せっかち
4月8日 「教師という存在
4月9日 「図書館雑感
4月10日 「モラル・マジョリティー

朝日新聞夕刊

新聞  
国内   1996.6.21 スコット・フィッツジェラルド 村上春樹(20世紀の古典)

朝日新聞朝刊

新聞 学芸欄
国内   1993.1.7 偉そうじゃない小説のなりたち カーヴァーとの十年間 

朝日新聞夕刊

新聞  
国内 エッセイ 1990.5.21 ジャック・ロンドンの入れ歯 唐突にやってくる個人的教訓

朝日新聞夕刊

新聞 文化欄
1981年
       

 

   
       

 

   
       

 

   
       

 

   
       

 

   
       

 

   
       

 

   
       

 

   
       

 

   
国内 対談集 7.20 ウォーク・ドント・ラン―村上龍vs村上春樹 

講談社 

単行本  
国内   7月 僕の背後の小さな風景

 

   
国内 エッセイ 6月 *特別エッセイ 

小学館

「女性セブン」 1981年7月1日号  
国内 エッセイ  
  1.  「疲弊の中の恐怖-スティフン・キング」 (1981年7月号)
  2.  「誇張された状況論-ヴェトナム戦争をめぐる作品群」( 1981年9月号)
  3. 「方法論としてのアナーキズム-フランシス・コッポラと『地獄の黙示録』」(1981年11月号)
  4. 「反現代であることの現代性-ジョン・アーヴィングの小説をめぐって」(1982年2月号)
  5. 「都市小説の成立と展開-チャンドラーとチャンドラー以降」( 1982年5月号 )
  6.  「用意された犠牲者の伝説-ジム・モリソン/ザ・ドアーズ」(1982年7月号)

中央公論社 

「海」
1981年7月号~1982年7月号
 
国内 エッセイ   英語の小説を読むための幾つかの方法

JICC出版局 

「別冊宝島24 道具としての英語 [読み方編]」  
国内 エッセイ 6.10 ジャック・ウィルソンはなんとなく僕をひきつけた

青土社 

「音楽の手帖」 1981年6月10日  
国内 映画評 6月 太陽の眼 「モノクロ画面に燦然とかがやく四つの教訓に、僕は感動した。」 『エレファント・マン』

平凡社 

「太陽」 1981年6月号 第19巻第6号  
国内 小説(短編) 6月 鹿と神様と聖セシリア

早稲田文学会 

「早稲田文学」 1981年6月号  
国内 翻訳/小説(短編、エッセイ) 5.20 『マイ・ロスト・シティー フィッツジェラルド作品集』

中央公論社 

単行本  
国内 映画評 5月 太陽の眼 「バルト海の底で僕を待ちうけていた鰻たちに関する「テーゼ」。」 『ブリキの太鼓』

平凡社 

「太陽」 1981年5月号 第19巻第5号  
国内 エッセイ 5月 「描かれたニューヨーク展」によせて ニューヨーク・ステイト・オブ・マインド

新潮社 

「芸術新潮」1981年5月  
国内 映画評 4月 太陽の眼 「防衛庁の隣で、階級的なにっかつポルノを観る。」『OL縄奴隷』 

平凡社 

「太陽」 1981年4月号 第19巻第4号  
国内 小説(短編)  
  1. 「五月の海岸線」(1981.4月号)
  2. 「スパゲッティーの年に」(同年5月号)
  3. 「四月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に会うことについて」(同年7月号)
  4. 「眠い」(同年8月号)
  5. 「かいつぶり」(同年9月号)
  6.  「カンガルー日和」(同年10月号)
  7. 「32歳のデイドリッパー」(同年11月号)
  8. 「タクシーに乗った吸血鬼」(同年12月号)
  9. 「彼女の町と、彼女の緬羊」(1982.1月号)
  10. 「サウスベイ・ストラット-ドゥービーブラザーズ「サウスベイ・ストラット」のためのBGM-」(同年2月号)
  11. 「あしか祭り」(同年3月号)
  12. 「1963/1982年のイパネマ娘」(同年4月号)
  13. 「バート・バカラックはお好き?」(同年5月号)
  14. 「図書館奇譚」(1~6、同年6~11月号)
  15. 「駄目になった王国」(同年12月号)
  16. 「チーズケーキのような形をした僕の貧乏」(1983年1月号)
  17. 「鏡」(同年2月号)
  18. 「とんがり焼の盛衰」(同年3月号)

東通社(トレフル編集室) 

「トレフル」1981年4月号~1983年3月号 ・連作短編
国内 インタビュー 1989.11.21 村上春樹 ニューヨークで語る文学のワンダーランド

週刊AERA

週刊誌  
国内 小説(短編) 6月 鹿と神様と聖セシリア

早稲田文学

「早稲田文学」1981年6月号  
国内 小説(短編) 3月 ニューヨーク炭坑の悲劇

平凡社

「BRUTUS」 1981年3月15日号 第2巻第5号  
国内 映画評 3月 太陽の眼 「キューブリックの『シャイニング』は「恐怖」だけが輝いていた。」 『シャイニング』

平凡社

「太陽」 1981年3月号 第19巻第3号  
国内 インタビュー 2月 著者インタビュー

集英社

「MORE」 1981年2月号  
国内 映画評 2月 太陽の眼 「四千メートルの海底からひきずり出される四万六千トンの夢。」『レイズ・ザ・タイタニック』

平凡社

「太陽」 1981年2月号 第19巻第2号  
国内 エッセイ 2月 ブルータスの予言’81の巻頭エッセイ: 「1981年のミソロジー」

平凡社

「BRUTUS」 1981年2月1日号 第2巻第2号  
国内 エッセイ 1.31 作家の作家的体験 冬が夢を育む

図書新聞

   
国内 インタビュー 1.26 風の歌を聴く都市感覚の小説家

平凡社

「平凡パンチ」 1981年1月26日 第18巻第3号  
国内 小説(短編) 1月 PHOTO JUNCTION

パルコ出版

「ビックリハウス」 1981年1月号  
国内 映画評 1月 太陽陽の眼 「くだらない男は撃ち殺せ! 八〇年代の女はタフにならねば。」『ハンター』と『グロリア』

平凡社

「太陽」 1981年1月号 第19巻第1号  
1980年
国内 映画評 12月 太陽の眼 「中産階級的光輝に充ちた映画青年の「哲学」が脈打つ。」『ヒポクラテスたち』 平凡社 「太陽」 1980年12月号 第18巻第12号  
国内 対談 12月 特別企画-小説・ジャズ・野球 「一九八〇年の透明感覚-村上龍Vs.村上春樹」 講談社 「小説現代」 1980年12月  
国内 翻訳 12月 S・フィッツジェラルド「残り火」 中央公論社 「海」 1980年12月号 12巻

「一九二〇年代文学への照射 スコット・フィッツジェラルド-アメリカン・ドリームの崩壊と再生」特集ページ。のちに『マイ・ロスト・シティー』に収録

※「アルコールの中で」は2019年「アルコールに溺れて」というタイトルで『ある作家の夕刻』(中央公論新社)に訳出し直し、所収

〃「氷の宮殿」
〃「アルコールの中で」
エッセイ フィッツジェラルド体験 
国内 小説(短編) 12月 貧乏な叔母さんの話  新潮社 「新潮」1980年12月号 短編集『中国行きのスロウ・ボート』に収録
国内 写真 12月号 ピーター・キャット」のカウンターに座る春樹さんの写真その他  平凡社 「BRUTUS」 1980年12月1日 第1巻第9号 「男には隠れ家が必要である」 ※「BRUTUS」2021年11月1日号「特集 村上春樹」に再収録
国内 エッセイ 11.12 フィッツジェラルドの魅力 - 自分の精神を映す鏡 書くことの姿勢を学ぶ  朝日新聞夕刊 新聞  
国内 映画評 11月 太陽の眼 「カーター→カントリー・ミュージック。人気歌手が唄いまくる。」『忍冬の花のように』 平凡社 「太陽」 1980年11月号 第18巻第11号  
国内 エッセイ 10月 14人の男を惑わす女のしぐさ  マガジンハウス 「クロワッサン」 1980年10月25日号  
国内 エッセイ 10月 オンリー・イエスタデイ 「息子と紙袋を抱えて、サインに応じたヒルトンの優しい目」 文藝春秋 「Sports Graphic Number」 1980年10月5日号  
国内 映画評 10月 太陽の眼「完璧な「書き割り」の平面に、ボランスキーの才気がひかる。」『テス』 平凡社 「太陽」 1980年10月号 第18巻第10号  
国内 小説(短編) 9月 蚊取線香  パルコ出版 「ビックリハウス」 1980年9月号 第6巻9号 (通巻68号)  
国内 映画評 9月 太陽の眼 「歌舞伎町のゲームセンターで時折感じる”リアリティー”。」『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』 平凡社 「太陽」 1980年9月号 第18巻第9号  
国内 エッセイ 9月 ピンボール後日譚 中央公論社 「海」1980年9月号  
国内 小説(中編) 9月 街と、その不確かな壁  文藝春秋 「文學界」 1980年9月号 単行本未収録(2023.2.5現在)

国内

映画評 8月 太陽の眼 「こんな立派な映画をお子様になんぞ観せておくのはもったいない。『少年の黒い馬』」 平凡社 「太陽」 1980年8月号 第18巻第8号  

国内

翻訳 8月 S・フィツジェラルド「マイ・ロスト・シティー」 ハッピーエンド通信社 「happy end 通信」1980年8月号 2019年「私の失われた都市」というタイトルで『ある作家の夕刻』(中央公論新社)に訳出し直し、所収
映画評 中年を迎えつつある作家の書き続けることへの宣言が、『ガープの世界』だ  

国内

映画評 7月 マイケル・クライトンの小説をよんでいると「嘘のつき方」から「エントロピーの減少」まで思いめぐらしてしまう ハッピーエンド通信社 「happy end 通信」1980年7月号  

国内

映画評 7月 太陽の眼「「やさしい」映画を作ろうとするほど映像はデモニッシュになる。」『ツィゴイネルワイゼン』」 平凡社 「太陽」 1980年7月号 第18巻第7号 ※(参考)藤城 孝輔「映画批評に見る創作のインスピレーション――鈴木清順の映画と村上春樹『騎士団長殺し』の比較を通して」

国内

小説(長編) 6.20 1973年のピンボール 講談社 単行本 のちに講談社文庫、全作品集に収録

国内

書評 5月 ル・カレ・ファンとして、涙また涙の『スマイリーズ・ピープル』 ハッピーエンド通信社 「happy end 通信」 1980年6月号 Vol.2 No.5  

国内

ライナーノーツ   チャーリー・パーカーは死んで何を残したか? ソニー・クリス『アップ・アップ・アンド・アウェイ』に所収 ビクター音楽産業/LP ※(参考)村上春樹が書いたライナーノーツ12選【ジャズを聴く技術 〜ジャズ「プロ・リスナー」への道196】

国内

インタビュー 5.17 <土曜の手帳> ヤボなことは書かない 若い世代に静かな人気の作家 村上春樹氏に聞く 朝日新聞 新聞  

国内

書評 5月 「ウルトラ・ヴァイオレンス」の作家、ハリーランソンのSFを読む ハッピーエンド通信社 「happy end 通信 」1980年5月号 Vol.2 No.4  
映画評(対談) 「出逢いを見て考えたこと」 (対談相手: 高橋千尋)

国内

書評 4月 自意識をそぎおとした戦争小説『ノー・ビーグルズ、ノー・ドラムズ』を読む ハッピーエンド通信社 「happy end 通信 」1980年4月号 Vol.2 No.3  
翻訳 オーティス・ファーガソン「サヴォイでストンプ」 

国内

小説(短編) 4月 中国行きのスロウ・ボート 中央公論社 「海」 1980年4月特別号   

国内

映画評 3.15 親子間のジェネレーション・ギャップは危険なテーマ
キネマ旬報社 「キネマ旬報」 1980年3月15日 782号

「ヤング・ゼネレーション」特集

国内

書評 3月 アメリカン・ホラーの代表選手-ステファン・キングを読む ハッピーエンド通信社 「happy end 通信」 1980年年3月号 Vol.2 No.2  

国内

小説(長編) 2月 1973年のピンボール 講談社 「群像」 1980年3月号

単行本『1973年のピンボール』(講談社、のちに講談社文庫、全作品集に収録)

国内

 

翻訳 1月 S・フィッツジェラルド「失われた三時間」 ハッピーエンド通信社 「happy end 通信」1980年2月号 Vol.2 No.1

『マイ・ロスト・シティー (村上春樹翻訳ライブラリー)』(中央公論新社)に収録。

なお、P49 の欄外に「小説はその風俗的な部分から先ず風化していく、…」で始まるフィッツジェラルドに関する紹介文書と、フィッツジェラルド一家の写真が掲載されている(単行本等未掲載)

書評  『ジェイル・バード』で、戻ってきた、キルゴア・トラウト   

1979年

国内

エッセイ 11.5 無国籍の世代の近ごろ

(株)読書人

「週刊読書人 」1979年11月5日号  

国内

ライナーノーツ ? ライナーノーツ「永遠のアメリカン・ドリーマー/スタン・ゲッツ」

スタン・ゲッツ『チルドレン・オブ・ザ・ワールド』に所収

CBS・ソニー/LP

肩書きは「ジャズ喫茶経営」「作家」等なし

※(参考)村上春樹が書いたライナーノーツ12選【ジャズを聴く技術 〜ジャズ「プロ・リスナー」への道196】

国内

インタビュー 8月

私の文学を語る

「カイエ」1979年8月号

冬樹社

聞き手:川本三郎

翻訳
S・フィッツジェラルド「哀しみの孔雀」

『マイ・ロスト・シティー (村上春樹翻訳ライブラリー)』(中央公論新社)に収録

国内

小説(長編) 7.25
風の歌を聴け

講談社

単行本

単行本『風の歌を聴け』(講談社、後に講談社文庫、全作品集)刊行

国内

 

小説(長編) 5.7 風の歌を聴け

講談社

 

「群像」1979年6月号 34巻所収

※第22回群像新人文学賞発表についての選評。丸谷才一が強く支持、佐々木基一、佐多稲子、吉行淳之介が評価して、島尾敏雄が不満ながら同調した

エッセイ 「四十歳になれば」群像文学新人賞・受賞の言葉 『村上春樹雑文集』(新潮文庫)所収

国内

インタビュー 5.4 群像新人文学賞=村上春樹さんは、レコード三千枚所有のジャズ喫茶店店主

「週刊朝日」1979年5月4日号

週刊誌  
1975年

国内

インタビュー 8.1

ジャズ喫茶のマスターになるための18のQ&A

「JAZZ LAND」 1975年8月創刊記念特大号

雑誌

作家デビュー前にジャズ喫茶の店主としてうけたインタビュー(ジャズ協同組合のHPで閲覧可能)

国内

アンケート回答 1975年

 ピーターキャット(村上春樹)国分寺市

ジャズ批評別冊「ジャズ日本列島」1975版

雑誌 ジャズ批評社