「十大主星」シリーズ、続いては【司禄星(しろくせい)】です。算命学界隈では、司禄星と言ったら「Ootani San!」とばかりに、大谷翔平選手(ロスアンゼルスドジャース)が有名ですね。
「算命学、大谷翔平」とググれば、あちらこちらに命式が転がっています。なんてことを書くとずいぶんチープな扱いをされているのかと思われそうですが、さにあらず、人気者ゆえにとにかく取り上げられやすいのです。
ここでは大谷選手の命式はいったん脇に置いて、【司禄星】について書いていきます。
司禄星は、十大主星のなかではいちばん〈庶民的〉な星と言われます。〈引力本能〉すなわちいろいろなヒト・モノ・カネを集めるのですが、その対象となる範囲が限定されてわりと狭い世界が範囲になります。家庭的、といわれるのはこうした対象範囲の限定さから来るのでしょう。
これは同じ引力本能を持ちながらも陽性の星である【禄存星(ろくぞんせい)】と対照的ではありますが、そこはそれ、陰性の良さも悪さも備えているわけです。
整理整頓が得意で、整理整頓しつ確実に積み上げるように集める。目標を設定して、ひとつひとつ順番に自分のものにしていくタイプです。予定通り確実に手に入れたものは簡単には放出しません。人生に急ぐことなく、堅実に一歩一歩進んでいきます。大器晩成型ですね。世の中の変化に合わせるでもなく惑うわけでもなく、どんな時代環境においても平均した力を発揮します。
若いときに結婚をしたとしましょう。
まず第1段階は、夫婦の生活基盤を確立します。
第2段階は、子どもを産み、育て、家庭生活の基盤を確立します。
第3段階は、仕事、地位を安定させて、平和を確立させます。
第4段階は、子どもを自立させて、老後の生活を確立させます。
第5段階は、すべての安定が他人への思いやりへと繋がるようにします。
この段階を見ていると、面白味はあまりないと感じる向きも多いかもしれません(かく言うワタクシには司禄星はないので、こういう生活が模範的だなとは思いますが、では自分でやってみたいかと言われるとどうでしょうかね)。傍から見ても、発想の転換が乏しく、視野が狭くなりがち。
では、大谷翔平選手がそうなのかと言われれば、やはり努力の蓄積をきちんと丁寧にされているなと思います。こういった司禄星的な人生をその宿命通りにしっかりと消化されている彼の姿は、例えばチームメイトの佐々木朗希投手とはかなり違うなと感じますね。そのうち両者を比較してみましょうか。いじわるですかね。
さて、WBCは来月3月。きっとあっという間にその日になるのでしょう。楽しみです。