「十大主星」のトリは【調舒星(ちょうじょせい)】。俗に「三大奇星」と呼ばれる星のひとつです(あとの2つは龍高星と車騎星)。
まあこの星は扱いが厄介な星です。
わたしも持っていて、算命学を学び始めてから「俺って面倒くさいヤツだなあ」と自分自身で感じていたことは、この調舒星を懐いているからなのだと確信するに至りました。
とはいえ、どんな星であろうとこの星とともにわたし自身は進まないといけないし、この星を輝かせることがワタクシ自身の〈自然な姿〉でもあるので、受容するしかありません。
調舒星は、火性の星で〈伝達本能〉を持っています。伝達本能というのは、何かを外に伝える性質のこと。
というと、なにかコミュニケーションが上手で社交的・・・という印象を持ちますが、じつはほぼ真逆です。
調舒星を一言であらわせば、孤独、不平不満、完全主義、神経過敏。
じつに厄介の星です。
この星の良い面としては、時代を切り拓く、物事の新しい面を見つける、とったところ。
悪い面としては、孤独になる、孤立する。
物事の捉え方が非常にシャープ、本質的なことを見つける。時代を見抜く力がある。
破壊力もあるとされます。自分自身の感性が基準となって、物事を判断します。だから好き嫌いがハッキリしています(これ、すごくよく解ります)。自分が基準なので、周りに理解されないことが多い。なので孤立する。孤立したくて孤立するのではなく、周囲とうまく合わせられないから結果として浮いてしまう。
これは親子関係にもいえることで、親への反抗心もハンパなく、反発しながら自分自身も心を痛めている。「親はかくあるべし」という自分のイメージ(理想)があって、それと現実とのギャップに苦しむわけです(書きながら、オヤジともおふくろともうまく行かなかったなあというのを思い出しました)。
この星を持った子どもは、親離れを早めにすればするほど当人が大きく伸びます。いわゆる幸福な家庭に育つと成長しない。若い頃の反抗心と反発心が強ければ強いほど(つまりは世間にも反発する。よく衝突する)、晩年にそのことが当人の糧になります。
なんか、こう書いていて辛くなりますね。良いことなんかこれっぽっちもない、ってな感じがしちゃいます。
調舒星はこんな星なんです。なので、優しく見守って遣ってください。
