ぼくはニッコロ・マキアヴェッリ全集(筑摩書房)の読破を目論んでいます。
2019年秋冬に大学の授業(夜間スクーリング)で「政治思想論」をとり、プラトン、アリストテレス、キケロ、マキアヴェッリの政治思想を学びました。
その中で、素直に面白いなと思ったのは、プラトンとマキアヴェッリの政治思想でした。
将来的にはプラトンやアリストテレス、キケロの全集も読破したいと考えていますが、まずはマキアヴェッリの全集を読んでいきたいと思います。このマキアヴェッリ全集の読破達成がいつになるかは解らないのですが、ひとまず読んだものについては読書メモをブログに残すようにしています。
このページでは、マキアヴェッリ全集のメモのポータルとして、各巻とそれに収録されている作品からぼく自身のメモを辿れるようにしました。ぼく自身は、現在政治学を学んでいる法学徒ですが大して素人と変わりませんので専門的な観点からすれば稚拙な個所も多いと思いますが、ご海容ください。
全集読破、基本的には巻数の順番で進めていきますが、気の向くまま進めるかもしれません。というか、さっそく『君主論』を後回しにしようと考えています。
マキアヴェッリというと「マキャベリスト」という言葉があるように、冷酷・狡猾・ケチといったイメージが付きまとっていますが、そういう先入観にとらわれずに自分なりのマキアヴェッリの姿を見つけられたらいいなと思っています。
なお、マキアヴェッリの日本語表記には、「マキャヴェリ」「マキャベリ」「マキァヴェリ」「マキァヴェッリ」など様々な表記が見られますが、このサイトでは「マキアヴェッリ」として統一します(引用部分の表記は個々の著作によることします)。
最後に。
ページ構成などについては、こちらのサイトを参考にさせていただきました。どうも有難うございました。
- マキァヴェッリ全集1
- 君主論(池田廉訳)
- 戦争の技術(服部文彦・澤井繁男訳)
- 序 メモ (2019年12月18日公開)
- 第1巻メモ
- カストルッチョ・カストラカーニ伝(服部文彦訳)
- マキァヴェッリ全集2
- ディスコルシ(永井三明訳)
- マキァヴェッリ全集3
- フィレンツェ史(米山喜晟・在里寛司訳)
- マキァヴェッリ全集4
- 戯曲篇
- マンドラーゴラ(脇功訳)
- クリツィア(堂浦律子訳)
- 散文篇
- 〈寓話〉大悪魔ベルファゴール(岩倉翔子訳)
- わが祖国の言葉についての談話もしくは対話(岩倉具忠訳)
- 遊び仲間の規約(岩倉翔子訳)
- 懺悔の勧め(岩倉翔子訳)
- フィレンツェ人士の性状(岩倉翔子訳)
- 断想(岩倉翔子訳)
- ヴァンダル人の王ゲイセリクスによるアフリカ征討の書(岩倉翔子訳)
- 叙事詩・諷刺詩篇
- 〈叙事詩〉イタリア十年史(天野恵訳)
- ほか7編
- 戯曲篇
- マキァヴェッリ全集5
- 使節報告書
- フランス王宮廷よりの報告(藤沢道郎訳)
- ヴァレンティーノ公宮廷よりの報告(藤沢道郎・武田好訳)
- 使節報告書
- マキァヴェッリ全集6
- 政治小論
- ピサ攻囲論(武田好訳)
- ピストイア党争処置論(武田好訳)
- セニガリア顛末記(藤沢道郎訳)
- 資金調達についての発言(武田好訳)
- キアーナ渓谷地方の反徒の処遇策について(石黒盛久訳)
- フィレンツェ国を武装化することについての提言(石黒盛久訳)
- フィレンツェ民兵常備軍九人委員会創設に関するフィレンツェ共和国政令(石黒盛久訳)
- フィレンツェ国軍歩兵隊総隊長選任に関する提言(石黒盛久訳)
- 徴兵制度再建に関する覚え書き(石黒盛久訳)
- フランス事情(服部文彦訳)
- ドイツ事情(服部文彦訳)
- メディチ党に告ぐ(藤沢道郎訳)
- ルッカ事情概要(武田好訳)
- 小ロレンツォ公没後のフィレンツェ統治論(石黒盛久訳)
- ラファエッロ・ジローラミに与える書(武田好訳)
- 書簡(松本典昭・和栗珠里訳)
- 政治小論