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[モーム #2]「雨」

2024/02/23

天皇誕生日。朝から冷たい雨が降り続いている。一般参賀はあったようだ。

天皇陛下 64歳の誕生日祝う一般参賀 | NHK | 皇室

今日から3連休(今年の2月は3連休が2回あるのですね)。前日まで、会社へ出突っ張りの仕事が続き、ようやく昨日(2/22)になんとか恙無く終えることができた。今日はほとんど〈燃えかす〉状態で過ごしている。

先週からこっち、家族の健康状態はひどくて、息子がインフルエンザB型に罹り、娘はわたし同様に得体の知れない風邪の症状で悩まされた。わたしも熱こそ出ないものの頭痛と喉の痛みと咳とにやられっぱなし。元気なのは連れ合いの牧村さんだけだ。もともとは息子から飛び火したようなものだが(もちろんそれを責めるつもりはない)、彼の小学校も風邪だのインフルエンザだの感冒だので、相当に大変らしい。

考えてみれば、われわれ家族の2月というは毎年こんな感じである。一度占技を使ってみてもいいかもしれない。

モーム「雨」

中野好夫訳で一度は読んでいるはずだが、例によってあまり覚えていない。特に後半部分。こういうオチだったかと恥ずかしながらも楽しんだ。「パーティの前に」と同じくモームの〈南洋もの〉である。

絶え間なく激しく降り続く南洋の〈雨〉が、外部者たちの神経を狂わせていく。宣教師が磨き携えてきた〈正義〉は一見勝利したかと思われたが、あっけなく敗北する。そして彼は自死する。それは自然のせいなのか、あるいは一個人だけの性質によるものか。

木村のテキパキとした訳が、最後の一行の余韻を深めてくれる。

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  • この記事を書いた人

nikolaschka

穂座来 萬大(ほざき・かずひろ)。2023年より算命学を勉強中。慶應義塾大学(通信制)文学部Ⅰ類在籍(法学部乙類卒)。 ガンプラ/サイゼリヤ/ブロンプトン/天声人語/ポメラ。明治100年静岡市生まれ。

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