たまたまなのか、狙ったのか、新刊発表の後というタイミングで、今日2/7には村上春樹の最新短編集『一人称単数』(文春文庫)が発売された。
『一人称単数』という作品は、1931年に発表されたサマセット・モームの『Six Stories Written in the First Person Singular』、1965年にジョン・アップダイクが発表した『Assorted prose』の、それぞれの邦題としても使われているとか。
さっそくに、「村上春樹ほぼ全作品リスト⑤」に加えておく。この作品集、もちろん読んだのだがあまり覚えていない。小説に対する関心がずいぶん薄かった頃に単行本がでたからだろうか。この本で読書会もしたというのに。